2015年10月18日日曜日

~もりおかくらし~e.p.38(盛岡にいるならここも行こう!エピソード3:奥入瀬を走って来ました&温泉)

(H27年10月18日投稿)

雪が降って盛岡市内が凍りつく前に、

東北行脚の週末を過ごしています。


◆今週は、奥入瀬渓流を走って来ました!

紅葉シーズンのマイカー交通規制は、次週(10/24(土)、/25(日)9:00~15:00)ですが、

自由度のきく方が良いので実行しました。


渓流の歩き方は、下流→上流が当然ですが、

先ずは、利用する駐車場の物色からです。

今回のベストな駐車場は、「石ヶ戸駐車場」です。

ご多分に漏れず、ネットのレビューには“行楽シーズンは朝から満車”の

レビューが散見されます。


マイカー交通規制日は、シャトルバス(有料)の計画輸送がありますが、

普段の日は路線バスのみの運行のようです。

運悪く、路線バスに出会えなかった場合は、

焼山の大駐車場だと、車まで帰還できないことも想定されるので、

弱気に中間地点の、石ヶ戸バス停としました。


土曜日のam4:00に盛岡市内をご出発で、

東北自動車道~小坂ICから十和田湖へ向かいました。

十和田湖へは十和田ICよりも最寄のICで、

「樹海ライン」なる名称もついた走りやすい道です。


奥入瀬渓流着は、am6:00でしたが、

渓流沿いの離合する車両も1台もなく、散策路にも人影なし。


本日の行程の勝利を確信した、石ヶ戸pの光景


















石ヶ戸の駐車場も、数台の普通車が停車している程度でした。

先ずは、早起きの得を享受しベストな駐車スポットを確保できました。

車道の通行がぼちぼちなのは、am7:30以降な感じですね。


石ヶ戸~子ノ口(十和田湖)までは、だいたい8.9㎞の行程です。

じっくり歩いて、2時間10分程度の所要で行きました。

(以下、しばし奥入瀬渓流レビュー)


私ひとりの奥入瀬渓流でした。


















中学3年の時とお仕事では2回、奥入瀬渓流には来ていますが、

いずれも○○旅行だったので、自由度がなく全くフリーは今回が初です。

だれ~も見えない渓流沿いを独りで歩っているのは、嫌いでないです。


ここの渓流の流れがとっても柔らかく感じたのは、

中学生の頃の印象がそのままです。

澄んだ水をとおして川底がぼんやり~と見えるところが、

そんな感じを受けたのだと思います。

大きな岩の間を、流れがすり抜けるところでは、

水泡が白く見えて、わた菓子かマシュマロにもみえます?

だから、柔らかいって感覚をもったのでしょう。~

などど、今回は、そんなことも考えながら歩けました。


奥入瀬渓流には、数か所の見せ場があります。

「○○の滝」が主なスポットですが、

そのうちで本流にある滝は、「銚子大滝」だけです。

(※お酒の“お銚子”が名称の由来で、千葉県は関係なし。)

他は、両サイドの切り立った岩場から、支流として渓流に流れ込んでいる滝です。

銚子大滝を越えられないので、十和田湖にはお魚が棲んでいなかった。ってことです。


十和田湖側の子ノ口の水門
























しかし、湖に到着間際に人工建造物を発見しました。

奥入瀬渓流の水量は、ヒトに管理されていたんですね・・・。


子ノ口で、休憩とおにぎりタイムをとりました。

軟弱な脚の張りも感じつつ、路線バスの時刻表を探しますと、

次発は、10:20。現在は、9:00なのでどうしようか~。


事前に様子は知っていましたが。























タクシーが1台停車していましたが、

観光客が付いているのか、数キロ先まででも乗せてくれるのか不明。

そこで潔く、復路はランニングすることにしました。

車道の方が走りやすそうでしたが、

路肩もなく、大型観光バスの風圧とマイカーの暴走に恐怖を感じて、

数十メートルで車道走行は断念しました。

ですが、

渓流沿いの遊歩道は、ふかふっかの天然のウッドチップ。

全身の周囲は、フィトンチッドとマイナスイオン充満の酸素。

アスファルトのはね返しが無い分、疲労した脚にも良い感じです。


渓流の下りで軽快でした。























約60分で、石ヶ戸駐車場に戻りました。

途中のスポットでは、観光バス利用客が道を塞ぎますが、

そこは静かに歩いて通過しています。


奥入瀬渓流・ランは、かなり良いです。

急こう配の山道を走ったことのないモノには、練習場としてよろしと思います。

残念ながら、同胞と思われるランニング者とは、お一人とだけすれ違いました。


石ヶ戸に到着後に、

手ぬぐいを清流にじゃぶじゃぶと浸し、顔から身体から汗をぬぐっていると、

急にバスガイドが十数人を引き連れてきたので、

とたんに、観光客のど真ん中での沐浴となってしましました。


わたしの沐浴場が、観光客に囲まれるはめに。


















am10:30近辺では、石ヶ戸は駐車スペース満車。

観光大型バスの乗降場としても、最も混雑ポイントとなっておりました。



◆アフター・ハイキング&ランニングは、

「蔦温泉」を目指しました。

ここも、10年振りの訪れとなります。

(※日帰り入浴:@¥800/10:00~16:00)

強烈な硫黄臭や、濃厚な白濁の泉質ではありませんが、

湯がやわらかくて、とっても“いがった!!”

湯船の床からは、プックッ。プクッツ。とあぶくがあがってきて、

精神もゆったりできますよ。

裏手の沼地にある蔦沼は、ポスター通りの真っ赤ではないですが、

すてきな紅葉風景でした。



風もなく穏やかな池沼



















◆盛岡への復路に、十和田湖の北側~西側のルートを通りました。

が、ここが思わぬ副産物で“いがった(良かった)!!”

今回もあまり興味がなかった“紅葉”ですが、

都会育ちの私には、とても素晴らしいものに見えました。



(停車してドライバー席から撮影)


















京都のお寺さんにあるモミジの葉1枚が赤く染まっていることが紅葉。

神宮のイチョウ並木が、まっ黄色になるのが紅葉。

~そう思っていましたが、本当の紅葉を知らなかった。


東北の紅葉とは、

樹々の葉が秋の陽の光を映して、やまの風景全部が山吹色に染まること。

なんです。

ちょっと、人生観に影響ありでした。



・・・なんて!充実した盛岡生活でしょう!


◆お暇なら、こっちも見て ↓ ↓ ↓

~もりおかくらし~e.p.37(盛岡にいるならここも行こう!エピソード2:栗駒登山と稲庭そうめん)

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